ポラリスアカデミーの開設
北海グループは、2019年4月、社内独自の養成機関「ポラリスアカデミー」を開設しました。当機関では、当社のOBである専任講師が、溶接や切断など製造部門での実技を中心としたカリキュラムを立案し、新入社員をはじめ若年層や営業職を対象に技術指導を行います。
これまで北海グループでは、新入社員は入社後約1ヶ月間、社会人としての基本的な新人研修を受け、その後、配属先の現場にて、実際の仕事の中で技術を習得してもらうという教育方法をとってきました。しかしその方法では、現場の指導者にかかる負担が大きく、仕事の能率も悪くなるため、十分な指導ができない状況となっていました。
そこで、専任の講師が指導する新たな教育養成機関が必要なのではないか、との意見がまとまり「ポラリスアカデミー」を開設することになりました。養成機関の開設は、創業者 林 泰俊の夢でもありました。特に溶接に対する思い入れは特別なものがあり、溶接技術者を自分で育てたいという思いも強かったようです。その先代の思いを引き継ぎたい、ということも開設するきっかけのひとつとなっています。
私たちは今一度原点に立ち戻り、鏡板加工のプロフェッショナルとしての人材育成と、次の世代への技術伝承に積極的に取り組んでまいります。
