


申し上げるまでもなく、昨年は、国内で東日本大地震、原発問題、海外ではユーロ圏の財政危機、タイの洪水など国内外における政治、経済、社会、それぞれの分野で大きな出来事が起こりました。
そんな情勢の中でわが国経済は依然として低迷し、出口が見えない状況下に置かれています。鏡板業界におきましても国内産業の成熟化や海外移転などによって需要の縮小傾向が続いています。
幸いにも国内の弊社グループにおきましては、既に平成16年(2004年)の時点において、量の追求を廃し高付加価値製品重視へシフトする「量から質へ」の経営政策に転換し、その政策に適応できるよう経営資源(特に人・物・金)をコントロールしてまいりました。
その結果、今日においては、グループ各社とも需要の動向に即応できる経営体質が築かれ、お陰様で黒字経営を継続いたしております。
一方、中国に所在する宜興北海封頭有限公司は今年で開業17周年を迎えますが、中国経済の成長に伴って、ここ数年の間に大から小規模の鏡板メーカーが乱立し受注競争が激しくなってまいりました。
しかし、高品質を保持する「安心と信頼の北海の鏡板」のブランドは中国国内に定着し、特に品質が重視されるステンレス製薄板鏡板等は依然として同社が優位性を保っております。
新しい年を迎えても、国内外の様々な課題が早急に解決できる可能性は低く、経済面も依然として厳しい情勢が続くものと推測されます。

何卒お得意様はじめ関係各位のより一層のご愛顧、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますと共に、今年度は各位にとってご隆盛とご多幸の年でありますよう心より祈念いたします。
