トップページ >> 株式会社 北海製作所 >> 車両工場(北海製作所 第2工場)

平成17年(2005年)、鉄道車両部品生産部門として、車両工場での生産が始まりました。以来、北海製作所の主力製品である鏡板関連製品部門やモニュメント製作を主とする景観関連部門と並ぶ3本目の柱となるべく、安定した品質と生産に取り組んでまいりました。
今では、日本を代表する各車両メーカー様から、「北海に任せておけば大丈夫」とのお声も頂戴し、台車側バリの設計段階からご相談をいただけるまでになりました。
側バリと呼ばれる部品は、鉄道車両の台車回りに用いられる重要部品の一つです。高いプレス技術を必要とする深絞りタイプを主流として製造できるのは、長年にわたり鏡板製造で培ってきた技術力があるからと自負しています。
今後も社員一丸となり「迅速・確実・丁寧」を心がけ、お客様に信頼いただけるモノづくりを基本とし、更なる技術の革新に努めます。そして世界に誇る日本の鉄道技術を、北海ブランドの側バリで支える気概で、日本のモノづくりの一翼を担うべく挑み続けてまいります。
平成23年8月
北海製作所 製造部 部長代理 鵜川 幸雄



それではこれから車両工場の案内をさせて頂きます。


車両工場正面入り口にこの工場で生産している各車両メーカー様の車両のパネルを展示しており、工場見学にお見えになられた際に台車の側バリが車種によって形が違うことや通勤電車や新幹線、コンテナ車など多種に及ぶことを説明させて頂いております。


こちらのラックに積まれているのが、出荷前の深絞りタイプの側バリです。
側バリは大きく分けて3タイプあり深絞りタイプと言われるハット型、モナカ合わせで組み立てるモナカタイプまた井桁タイプと呼ばれる四面溶接構造のものがありますが、当工場ではこちらの深絞りタイプが主流となっています。


工場に入り、入り口より向かって右手にあるのが2000トンプレスです。
この機種がメインで加工しているのはモナカタイプと呼ばれる側バリです。


工場の中央にウォーキング機能付加熱炉があります。
材料を一枚ずつ炉の中に送り込み加熱します。
加熱された材料は、裏側のスライドシューターより搬出され、コンベアで2000トンプレスのワーク内に搬入され、成形加工を行います。


こちらが、加工前の側バリの材料です。

こちらは、専用ホルダーに組み込む前の金型です。


車両工場のメインプレス4000トンプレスです。
このプレスの特長は3本のシリンダーでスライドヘッドの全面を加圧することができ長尺製品などの加工を得意としています。
2000トンプレスも同様ですがクッション機能を有しており材料を上下から加圧することで製品のズレを防止し、歪みの少ない製品を加工することが出来ます。
![]()
製品が出来上がってから最も重要な検査の様子をご説明いたします。

2000トンプレスでプレスされた側バリは搬入と反対側より搬出されます。製品は全数寸法、外観検査を実施します。


こちらは、プレス後冷却された深絞りタイプの側バリの検査を行いながら製品の歪みを熟練の作業者により修正しているところです。
この工程を経てお客様である各車両メーカー様に納品されることになります。
